2007年
01月
19日
(金)
18:58 |
編集
<STEP 1> '07/01/19
肩ならしも終わった事だし、いよいよ突入します。
1/6が命日で今年が3回忌のプロビーニが乗っていたこのバイク。
コレは素晴らしい素材です、決してキットではありません。
そのまま作れば2日もあれば完成してしまうでしょう(笑)
1963年初の日本グランプリが鈴鹿で開催され、そこでホンダの
レッドマンと最後まで争っていたというこのバイク
「MOTO MOINI 250 」シングルだというのにこのばかでかいエンジン

そしてモールドの甘さやら何やらで、エンジンを完成させるだけでも
ゆうに1ヶ月はかかるでしょう・・・。
ホイールももちろんスポークを張り替えてハブも作り直しですね~。
とりあえずホイールはコスモファクトリーさんのものを磨き倒して使用します。

<STEP 2> '07/02/07
仕事が詰まっていてなかなか模型制作の手が進みません。
それと資料収集もままならず、、、、、。
ここはもう「プロターならこの人あり」
モデラー四天王と呼ばれている柴田先輩に甘えるしかない。
早速連絡をとると「大変なものに手を出しましたね~」とのこと。
「まずはタイヤを探してください。」といきなりのお言葉でしたが
快く資料をお貸し頂く事になりました。
また静岡の杉山さんからもメールで資料を送っていただき
本当に皆さんに感謝致しますm(_ _)m
そのタイヤですが、古いキットなら大丈夫との事で
以前こんなものをオークションで落としていたので

確認してみると何とそこには、まさにそのタイヤが付属されており
「ラッキー!」
再販もののタイヤはこれで,SUZUKI RK67のタイヤが添付されているとのこと。

古いキットのはこれですね。

径もパターンも違っています。
今更ながら柴田さんがおっしゃていた言葉が身にしみてきます。
とりあえずキッチハイター風呂に入れてメッキをはがし

ホイルはピカピカに磨いてニップルの穴をあけてました。

だんだん手順が見えてきたので次回はもう少し形にしようと思ってます。
焦らずにじっくりと、、、。
< Step 3 > '07/02/15
なかなか仕事が立て込んでいて、手が進みません。
そんなか不老隊の隊長である、鳥取の松永さんよりお電話を頂き
モリーニについてご教授頂きました。
こりゃもう手抜きは出来んなぁ~ッてことで、早速エンジンに
エッチングソーが入り、ヘッド、シリンダー、クランクケース、クラッチを
とりあえずバラバラに、、、、、。
クラッチはほぼ作り直し、アルミパイプなどで工作。
ケース回りのキャブなども作り直す予定なのですべて
きり飛ばしています。

ヘッドは資料で見るともっと角が丸くなっている様なので
裏からパテを盛ってペーパーで角を丸くし、ネジの部分をきり飛ばし
1/mmパイプを埋めてます。

シリンダー部分は、プラ板の積層を考えていますが
初めての事なので上手くいくか、、、、ちょっと疑問。
前後ブレーキドラムですが、これもモールドが甘いので
プラ板より積層しています、0.5/mmをスペーサーに0.3/mmで
フィンを制作しました。

ハブの部分を色々と考えてみたのですが、パーツからスポークのかかるリング部分だけを
残し、後は削り倒して、うらから0.3/mmノプラ板を同じ径で合わせハブが収まるように



気になっているフレームですが、どう見ても径が太い!
フレームを作るのはちょっと自分のスキルでは無理かも・・・・
考え中・・・・。

考えている間にスポーク張りに精を出しましょう。

イラストレーターでスポークの位置を書いたものをプラ板の間にはさんで
いつもこんな自具を使って張っていますが、今回はYoshidaさん式の
ニップルで組んでみようと思っています。
< Step 4 > '07/02/27
スポーク張り終えました(^^;)
32 X2=64本、まぁ何度かスポーク張りは経験があるので
わりと気楽にいたのですが問題が発生!
裏から張るのにスポークの先を曲げると隙間が足りなく
「入らな~い」ことが判明。
しょうがないのでハブをテーパーに削って何とか斜めから入れて完了!

フロントブレーキダクト等を金網で作り込みピン止めし反対側は
T社のジャンクからより目の細かい金網を使用してます。
資料によるとリアもブレーキダクトがあるようです、、、。
リア回りはスプロケも作り直しが必要みたいだし
まだまだやる事は満載ですね~。
気を取り直して、フロントセクションにかかります。
いろいろ資料はを見ているとキットのものは華奢っていうか
フォークは明らかに細いと感じます。
そこで、以前「いつか使うかも」と思ってオークションで
破格の安さで落としたコスモファクトリー製のフロント回りを取り出してみると、
何とこれが、このために作ったと思われるほどピッタリしたものでした。
バリをとって#180,#400,と磨き倒し、フォークのアウターは#1000で
ヘアーラインを入れました。インナーは4/mmのアルミで作り直し
トップブリッジ、アンダーブラケットをつないでいるバーも4/mmのアルミを
3.4/mmまで旋盤で落として1/mmの洋白線でドッキングさせました。
ブリッジについていたネジはきり飛ばして新たなネジを組みこみました。

ここまで出来れば仮組です!
全体のプロポーションを見てモチベーションを上げてみたい思います。




今のところディテールこんな感じです。




プロポーションはまずまずですが、やや後ろ下がりが気になりますね~
タイヤを変更した事によってかどうかはわかりませんが
リアタイヤがシートレールと干渉しそうです・・・・。
もう少し全体を作ってからフレームか、スイングアームの修正しようと思います。
さて、いよいよエンジンのフィンを作ります。
まずはイラストレーターで作図をしてみました。

プリントアウトしたものを通称セメントって言っている「のり」
を裏からスプレーしてフィン(0.3/mm)スペーサー(0.5/mm)の
プラ板に貼って切り出してからはがします。
途中過程の写真を撮っていたはずなのに、なぜかありません、、、
間違って消しちゃったかも(><)
なんといっても初めてのフィン積層、当然上手くいくはずもなく
こんな感じ、、、、。



少し細かすぎたかな~、、、。もう1度作り直しか、、、?
とりあえずヘッドフィンも作ってから考えてみようっと、、、(爆)
< Step 5 > '07/03/09
静岡の杉山さんから様々な資料を頂き、また
シルバーストーンの村山さんからもたくさんの写真を
送っていただきました。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
このたくさんの資料を眺めながめているとなおの事
手が進みません、、、、、。
今回はチェーンを組んでみました。
このチェーンも前出のコスモファクトリー製です。

このチェーンの組み方はコスモファクトリーのHPにも紹介されていますが
人それぞれの方法があるようです。
このチェーンを組むのも初めてで、色々とトライしてみて
スズキ流をやっと確立致しました。
用意するのは、志賀インセクトピンNo5(0,6/mm)

それとモデラーズ製のブレーキラインコード(外径0.8/mm内径0,5/mm)

まずチェーンの1つ1つ切り離し、バリをリューターで削ります。
チェーンの穴を0.6/mmのバイスで開け直しますが、一番外側のチェーンだけは
そのままの穴にしておきます。
ラインコードは中の洋白線を抜き、ビニールだけにしたものを
約0.5/mmでカッターで切断します。あまり神経質にならなくても
大体同じサイズで大丈夫です。何せ簡単にカッターで切れますので
たくさん切って目見で同じならだいたい同じなはずです。
結構人間の感覚って正確だったリします、ホント
でも僕にはこれが必需品ですけどね

また、ビニールは黒ですがシルバーやゴールドにしたい場合は
これを使うと完璧でしょう!1本買うと一生分くらいあるかもね、、、。

この外径内径0.5/mmのビニールが駒になる訳です。
チェーンの穴が0.6/mmピンも0.6/mm、駒は0.5/mmですが
ビニール製なので簡単に圧入できるし多少の誤差は伸縮でどうにかなります。
外のチェーンだけはそのままなので多少きついですが、
ラジオペンチとやっとこでグイグイ圧入できます。
最後にニッパでパチン!かしめ完了、念のため小さめハンマーで
軽くコンコンと叩いてやりましょう。

仕上げはリューターでかしめ部分をきれいにならすと出来上がりです。
これはまだならしていませんが、インセクトピンの頭がも使えて
自分では満足しています、でもヒントをもらったのははYoshidaさんです!

タンクとシートも変更を余儀なく、いよいよドツボにハマってきました、
でもちょっと楽しくなってきたのはM的素質大です。
プロター好きは多かれ少なかれMの素質をお持ちな方なはず(爆)

<STEP 6> '07/03/27
しばたさんのコメントに気がつかず、「まぁ~いいか」的に
エンジンを作ってしまいました。
シリイダーフィンまでは前回作っていましたので
ヘッドフィンを工作です。なかなか複雑なかたちをして
やはりイラストレーターで作図して切り出しです。
カムケース二も少し手をいれてます。


種々失敗はあるものの、次回へのステップアップと思って
良しとします!
前回完成したと思っていた、フロントブレーキカバーです。
一応、日本グランプリ使用を作っているので、その資料によると
ダクトホールは10穴、、、作り直しです(泣)
1/mmプラ板を積層して形を出しました。

ついでにリア回りを作ってしまいます。
まずはリアブレーキダクトなるものがカバーについてます。

ダクトホールを覆っているカバーを作りました。
この工作最初は型をおこして、バキュームと思いトライしたのですが
なかなかこの小ささををカッチリした形にするには難しく
けっきょく3/mmのプラパイプから切り出し、リューターで
薄々攻撃です。なかなか全てを同じ型にするのは至難の業、、、
オレンジになっているのはマスキングジェルを塗ってます。
乾いたところで、エナメルの赤で塗装してこんな感じ、、下手です!

スプロケも作って組み込んでみました。

タイヤもはめると

正面からだと見えません(T_T)

キャブなど細かい部品をプラ材やアルミなどを使って作り込みます。

それらを組み込んでエンジンを塗装しました。




クラッチカバーも結局プラ板積層から削りだし、ネジなどは全て切り飛ばして
HIRO製のアルミリベットを埋め込みました。

コイルは前回チェーン制作時、駒に使用したラインコードの中身の
洋白線を2/mmのバイスにくるくると巻いて、巻いて~
フランジやなど細かいところはアルミで作るようにして
シルバーのおうとつ感を出すように心がけています。
あとエンジンの汚しも、オイル汚れやさびはクレオス、
ウェザリング用のH342,H344。
タミヤのお手軽でこんなものも使ってます。
フレームに組み込んでプロポーションの確認、
徐々に形が見えてきたようです。


そうそう、チェーンの組み方についてメールを頂きました。
その方には直メールでお答えしたのですが、
そのうち「How to ?」のコーナーでも設けてご説明致します。
気長にお待ち下さい、、、。

次回はおおよその形が見えるくらいまでいきたいですね、、、。
様々なコードのワイヤリング関係がよくわかりません。
しばたさんお助けを、、、、、。
<STEP 7> '07/04/16
相変わらず、進みが遅いです、、、1月から初めているので
もう4ヶ月も過ぎてしまってます、3ヶ月くらいで仕上げの予定だったのですが
締め切りがないといつまでもダラダラとやってしまう性格は昔から
直りませんねぇ~、、、。
大まかなプロポーションが見えてきたので、パーツをいろいろ作り込みました。
ステップガードは0.5/mmアルミ板から削りだし、
補強部分?はキットのパーツからこの部分だけを削り取って
エポキシで接着しました。

アールがうまくあっていませんが後で修正します。
次にリアサスペンションです。
資料によるとだいたい2種類のサスが使われているようです。
今回は、日本グランプリという事で、それに準じます。
6/mmのアルミ棒から挽きだして、1/mmの真鍮パイプのなかに
0.5/mmのピアノ線を通して、キットパーツのジョイント部分だけを使用し
ここに接続させています。
サスの取り付け方が違っていますが、それをするとスィングアームから
作り直さなければならなくなってくるので、今回は、、、、。
バネは、外径6/mmのバネをハンズで見つけてきました。

ハンドルバーやレバー類もC社のものを使用しています。
バリなどをとってフロントフォークに仮組。

リアブレーキ回りです、、、あまり写真がありません。

僕にしては割と作り込んでいます、、、適当ですが、、。
テンションバーは0.5/mmのアルミを切り出して、1.2/mmの
軽量穴をあけてネジ止めし、ブレーキワイヤーはタミヤのジャンクから
ビニールパイプの中に0.6/mmのメッシュワイヤーをさしています。
ブレーキを引っ張るレバー類の形状が違ってますので
0.3/mmアルミから削りこみ、ワイヤーとカシメています。
またチェーンアジャスターも0.6/mm洋白棒とエバーグリーンの
2/mm6角棒から作って、埋め込みました。
ワイヤリングも何とか出来上がってきました。
結局、クラッチケース、クランクケース等を止めているネジは
最初に使ったものではちょっとサイズ感がが違うので
0.7/mmのアルミパイプに置き換えました。

マメに写真を撮らなければと思うのですが、ノってる時って
なかなか撮影までいかないんですよね~、これが、、、。
あとで「どーやったっけ?」と思わないように記録するのも大事ですね。
という訳で次回アップする時には車体は完成していたいと思います。


<STEP 8> '07/04/18
今回のアップは早いですね~、、、!!!
完成が見えてきて、モチベーションが上がっています。
といっても少しですが、、、また資料をよ~くみて見ると
取り回しが違っていたりでまたやり直しが・・・・(爆)
Step7 での写真を一部入れ替えてます。
まずやり直したのは、リアブレーキラインコードの取り回しが違ってました。
のでこんな感じで、、、。

以前のはこれですので、違いがお分かりになるのでは、

こんな事をやっているのでなかなか計画通りに逝かないんです。
前後のアクスルは2/mmの真鍮パイプで、それを止めるネジは3/mmナットの
ネジ穴を2/mmのバイスでこじあけて通しています。
そこでまた気がついたのですが、エンジンを止めているネジが
大きすぎます、、、作り直しでしょう、、、(ヤレヤレ)
フロントブレーキ回りは0.3/mmのアルミ板から切り出し
ピンドメしました、ここも一応可動します。

ホイールに組み込むとこんな感じ

フォロンとフォークなども組み込んで、かたちにはなってきましたが
何となく全体が見えてくると、サイズ感などが気になってやり直しとかが
増えてくるんでしょうね、、、こういう積み重ねがスキルアップとなると思います。
プロビーニさん勉強になります!!


<STEP 9> '07/05/01
さぁ~、待ちに待ったゴールデンウィークです。
東京は「春ねぇ~」を通り越して、もはや初夏の兆しです。
このGW中になんとかモリーニを完成させたいと思っていますが・・・・・。
ステップ回りの制作です。レバーやリンク部分を、アルミから削りだしたり
アルミパイプなどを使って、作り直しています。


レバー類です。これもコスモファクトリー製です。
ピンなどうち変え、チョークレバー(?)は頭を落として、精密マイナスねじを
入れてます。グリップも結局作り直しました。写真をとり忘れましたが
5/mmのアルミ棒から削りだして、フラットブラックで塗装します。


タコメーターもC社製です。取り付け方法が今イチつかめず、想像でなんとなく
「こんなんかなぁ~」、多分違います(笑)

まだまだ不明な部分や自分の都合のも多々ありますが、
とりあえずワイヤリングを施し、F・フォークの頭の部分も作って
それなりの完成をみました。あとは途中まで組んであるチェーンを合わせて
ボディーワークが出来れば、最終完成とします!
そうそう、スタンドも作らなきゃね。







頑張れ~~~~~、もうちょいやぞ!!!
<STEP 10> '07/05/06
さぁ~GWも最終日、外は大雨、どこにもでれませんっていうか
どこにもいってませんが、、、、(爆)
ちょこちょこと細かい部品やらちぇーんのこまあわせやらをしてました。
また2/mm真鍮線とバイプでスタンド制作です。
これはリアのアクスルからT字バーを通すタイプのスタンドにしました。
後ほど、黒で塗装します。

タンクは資料でみると、フレームに回り込む感じでかぶさっており、
プラ板とパテで型をだして、燃料コック部分も作り直しました。
タンクデカールはキット標準のものは黒一色ですが
これも資料によると、回りに白いラインが描かれてます。
どうしようか色々と考えたのですが、結局、クリアーデカールに
白の塗料をエアーブラシで吹いてからキットデカールよりひと回り大きく
切り抜いて、その上からキットデカールを貼りましたが
タンクを改造しているため左右のサイド部分が違っている事に気がついた時には
もう既に遅く、あまりきれいにいかなかったのが心残りです。
タンク上部のあごを似せる部分に一度全部パテうめしてから
新たに削り直し、ケミカルウッドの柔らかい(白色)もので形を出して
これも黒で塗装し、スポンジ感を出してます。
タンクを止めている部分はどうもシートとバネで繋がっている
資料があったのでそれに準じました。
シートもセンターが盛上がっていたりシートエンドがえぐれていたりと
キットのものとは全然違ってますのでこれも作り直しています。


チェーンがうまくテンションを張りつつの感じがでません。
結局ドライブ側を約1/mmくらい前方へ移動しました。
チェーンアジャストできる機能を考えたほうがいいかもしれませんね??
今後の課題です。


写真も少なくなかなか制作過程がうまく伝えれませんでしたが
これも次回の課題として一応
『完成で~す!!』
ありがとうございました、この場を借りて、ご協力頂いた皆さん、
ご覧頂いた皆さん、感謝致します。






ギャラリーへのアップまでもう少々お待ちください。
お天気のいい日に撮影し直します。
肩ならしも終わった事だし、いよいよ突入します。
1/6が命日で今年が3回忌のプロビーニが乗っていたこのバイク。
コレは素晴らしい素材です、決してキットではありません。
そのまま作れば2日もあれば完成してしまうでしょう(笑)
1963年初の日本グランプリが鈴鹿で開催され、そこでホンダの
レッドマンと最後まで争っていたというこのバイク
「MOTO MOINI 250 」シングルだというのにこのばかでかいエンジン

そしてモールドの甘さやら何やらで、エンジンを完成させるだけでも
ゆうに1ヶ月はかかるでしょう・・・。
ホイールももちろんスポークを張り替えてハブも作り直しですね~。
とりあえずホイールはコスモファクトリーさんのものを磨き倒して使用します。

<STEP 2> '07/02/07
仕事が詰まっていてなかなか模型制作の手が進みません。
それと資料収集もままならず、、、、、。
ここはもう「プロターならこの人あり」
モデラー四天王と呼ばれている柴田先輩に甘えるしかない。
早速連絡をとると「大変なものに手を出しましたね~」とのこと。
「まずはタイヤを探してください。」といきなりのお言葉でしたが
快く資料をお貸し頂く事になりました。
また静岡の杉山さんからもメールで資料を送っていただき
本当に皆さんに感謝致しますm(_ _)m
そのタイヤですが、古いキットなら大丈夫との事で
以前こんなものをオークションで落としていたので

確認してみると何とそこには、まさにそのタイヤが付属されており
「ラッキー!」
再販もののタイヤはこれで,SUZUKI RK67のタイヤが添付されているとのこと。

古いキットのはこれですね。

径もパターンも違っています。
今更ながら柴田さんがおっしゃていた言葉が身にしみてきます。
とりあえずキッチハイター風呂に入れてメッキをはがし

ホイルはピカピカに磨いてニップルの穴をあけてました。

だんだん手順が見えてきたので次回はもう少し形にしようと思ってます。
焦らずにじっくりと、、、。
< Step 3 > '07/02/15
なかなか仕事が立て込んでいて、手が進みません。
そんなか不老隊の隊長である、鳥取の松永さんよりお電話を頂き
モリーニについてご教授頂きました。
こりゃもう手抜きは出来んなぁ~ッてことで、早速エンジンに
エッチングソーが入り、ヘッド、シリンダー、クランクケース、クラッチを
とりあえずバラバラに、、、、、。
クラッチはほぼ作り直し、アルミパイプなどで工作。
ケース回りのキャブなども作り直す予定なのですべて
きり飛ばしています。

ヘッドは資料で見るともっと角が丸くなっている様なので
裏からパテを盛ってペーパーで角を丸くし、ネジの部分をきり飛ばし
1/mmパイプを埋めてます。

シリンダー部分は、プラ板の積層を考えていますが
初めての事なので上手くいくか、、、、ちょっと疑問。
前後ブレーキドラムですが、これもモールドが甘いので
プラ板より積層しています、0.5/mmをスペーサーに0.3/mmで
フィンを制作しました。

ハブの部分を色々と考えてみたのですが、パーツからスポークのかかるリング部分だけを
残し、後は削り倒して、うらから0.3/mmノプラ板を同じ径で合わせハブが収まるように



気になっているフレームですが、どう見ても径が太い!
フレームを作るのはちょっと自分のスキルでは無理かも・・・・
考え中・・・・。

考えている間にスポーク張りに精を出しましょう。

イラストレーターでスポークの位置を書いたものをプラ板の間にはさんで
いつもこんな自具を使って張っていますが、今回はYoshidaさん式の
ニップルで組んでみようと思っています。
< Step 4 > '07/02/27
スポーク張り終えました(^^;)
32 X2=64本、まぁ何度かスポーク張りは経験があるので
わりと気楽にいたのですが問題が発生!
裏から張るのにスポークの先を曲げると隙間が足りなく
「入らな~い」ことが判明。
しょうがないのでハブをテーパーに削って何とか斜めから入れて完了!

フロントブレーキダクト等を金網で作り込みピン止めし反対側は
T社のジャンクからより目の細かい金網を使用してます。
資料によるとリアもブレーキダクトがあるようです、、、。
リア回りはスプロケも作り直しが必要みたいだし
まだまだやる事は満載ですね~。
気を取り直して、フロントセクションにかかります。
いろいろ資料はを見ているとキットのものは華奢っていうか
フォークは明らかに細いと感じます。
そこで、以前「いつか使うかも」と思ってオークションで
破格の安さで落としたコスモファクトリー製のフロント回りを取り出してみると、
何とこれが、このために作ったと思われるほどピッタリしたものでした。
バリをとって#180,#400,と磨き倒し、フォークのアウターは#1000で
ヘアーラインを入れました。インナーは4/mmのアルミで作り直し
トップブリッジ、アンダーブラケットをつないでいるバーも4/mmのアルミを
3.4/mmまで旋盤で落として1/mmの洋白線でドッキングさせました。
ブリッジについていたネジはきり飛ばして新たなネジを組みこみました。

ここまで出来れば仮組です!
全体のプロポーションを見てモチベーションを上げてみたい思います。




今のところディテールこんな感じです。




プロポーションはまずまずですが、やや後ろ下がりが気になりますね~
タイヤを変更した事によってかどうかはわかりませんが
リアタイヤがシートレールと干渉しそうです・・・・。
もう少し全体を作ってからフレームか、スイングアームの修正しようと思います。
さて、いよいよエンジンのフィンを作ります。
まずはイラストレーターで作図をしてみました。

プリントアウトしたものを通称セメントって言っている「のり」
を裏からスプレーしてフィン(0.3/mm)スペーサー(0.5/mm)の
プラ板に貼って切り出してからはがします。
途中過程の写真を撮っていたはずなのに、なぜかありません、、、
間違って消しちゃったかも(><)
なんといっても初めてのフィン積層、当然上手くいくはずもなく
こんな感じ、、、、。



少し細かすぎたかな~、、、。もう1度作り直しか、、、?
とりあえずヘッドフィンも作ってから考えてみようっと、、、(爆)
< Step 5 > '07/03/09
静岡の杉山さんから様々な資料を頂き、また
シルバーストーンの村山さんからもたくさんの写真を
送っていただきました。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
このたくさんの資料を眺めながめているとなおの事
手が進みません、、、、、。
今回はチェーンを組んでみました。
このチェーンも前出のコスモファクトリー製です。

このチェーンの組み方はコスモファクトリーのHPにも紹介されていますが
人それぞれの方法があるようです。
このチェーンを組むのも初めてで、色々とトライしてみて
スズキ流をやっと確立致しました。
用意するのは、志賀インセクトピンNo5(0,6/mm)

それとモデラーズ製のブレーキラインコード(外径0.8/mm内径0,5/mm)

まずチェーンの1つ1つ切り離し、バリをリューターで削ります。
チェーンの穴を0.6/mmのバイスで開け直しますが、一番外側のチェーンだけは
そのままの穴にしておきます。
ラインコードは中の洋白線を抜き、ビニールだけにしたものを
約0.5/mmでカッターで切断します。あまり神経質にならなくても
大体同じサイズで大丈夫です。何せ簡単にカッターで切れますので
たくさん切って目見で同じならだいたい同じなはずです。
結構人間の感覚って正確だったリします、ホント
でも僕にはこれが必需品ですけどね

また、ビニールは黒ですがシルバーやゴールドにしたい場合は
これを使うと完璧でしょう!1本買うと一生分くらいあるかもね、、、。

この外径内径0.5/mmのビニールが駒になる訳です。
チェーンの穴が0.6/mmピンも0.6/mm、駒は0.5/mmですが
ビニール製なので簡単に圧入できるし多少の誤差は伸縮でどうにかなります。
外のチェーンだけはそのままなので多少きついですが、
ラジオペンチとやっとこでグイグイ圧入できます。
最後にニッパでパチン!かしめ完了、念のため小さめハンマーで
軽くコンコンと叩いてやりましょう。

仕上げはリューターでかしめ部分をきれいにならすと出来上がりです。
これはまだならしていませんが、インセクトピンの頭がも使えて
自分では満足しています、でもヒントをもらったのははYoshidaさんです!

タンクとシートも変更を余儀なく、いよいよドツボにハマってきました、
でもちょっと楽しくなってきたのはM的素質大です。
プロター好きは多かれ少なかれMの素質をお持ちな方なはず(爆)

<STEP 6> '07/03/27
しばたさんのコメントに気がつかず、「まぁ~いいか」的に
エンジンを作ってしまいました。
シリイダーフィンまでは前回作っていましたので
ヘッドフィンを工作です。なかなか複雑なかたちをして
やはりイラストレーターで作図して切り出しです。
カムケース二も少し手をいれてます。


種々失敗はあるものの、次回へのステップアップと思って
良しとします!
前回完成したと思っていた、フロントブレーキカバーです。
一応、日本グランプリ使用を作っているので、その資料によると
ダクトホールは10穴、、、作り直しです(泣)
1/mmプラ板を積層して形を出しました。

ついでにリア回りを作ってしまいます。
まずはリアブレーキダクトなるものがカバーについてます。

ダクトホールを覆っているカバーを作りました。
この工作最初は型をおこして、バキュームと思いトライしたのですが
なかなかこの小ささををカッチリした形にするには難しく
けっきょく3/mmのプラパイプから切り出し、リューターで
薄々攻撃です。なかなか全てを同じ型にするのは至難の業、、、
オレンジになっているのはマスキングジェルを塗ってます。
乾いたところで、エナメルの赤で塗装してこんな感じ、、下手です!

スプロケも作って組み込んでみました。

タイヤもはめると

正面からだと見えません(T_T)

キャブなど細かい部品をプラ材やアルミなどを使って作り込みます。

それらを組み込んでエンジンを塗装しました。




クラッチカバーも結局プラ板積層から削りだし、ネジなどは全て切り飛ばして
HIRO製のアルミリベットを埋め込みました。

コイルは前回チェーン制作時、駒に使用したラインコードの中身の
洋白線を2/mmのバイスにくるくると巻いて、巻いて~
フランジやなど細かいところはアルミで作るようにして
シルバーのおうとつ感を出すように心がけています。
あとエンジンの汚しも、オイル汚れやさびはクレオス、
ウェザリング用のH342,H344。
タミヤのお手軽でこんなものも使ってます。
フレームに組み込んでプロポーションの確認、
徐々に形が見えてきたようです。


そうそう、チェーンの組み方についてメールを頂きました。
その方には直メールでお答えしたのですが、
そのうち「How to ?」のコーナーでも設けてご説明致します。
気長にお待ち下さい、、、。

次回はおおよその形が見えるくらいまでいきたいですね、、、。
様々なコードのワイヤリング関係がよくわかりません。
しばたさんお助けを、、、、、。
<STEP 7> '07/04/16
相変わらず、進みが遅いです、、、1月から初めているので
もう4ヶ月も過ぎてしまってます、3ヶ月くらいで仕上げの予定だったのですが
締め切りがないといつまでもダラダラとやってしまう性格は昔から
直りませんねぇ~、、、。
大まかなプロポーションが見えてきたので、パーツをいろいろ作り込みました。
ステップガードは0.5/mmアルミ板から削りだし、
補強部分?はキットのパーツからこの部分だけを削り取って
エポキシで接着しました。

アールがうまくあっていませんが後で修正します。
次にリアサスペンションです。
資料によるとだいたい2種類のサスが使われているようです。
今回は、日本グランプリという事で、それに準じます。
6/mmのアルミ棒から挽きだして、1/mmの真鍮パイプのなかに
0.5/mmのピアノ線を通して、キットパーツのジョイント部分だけを使用し
ここに接続させています。
サスの取り付け方が違っていますが、それをするとスィングアームから
作り直さなければならなくなってくるので、今回は、、、、。
バネは、外径6/mmのバネをハンズで見つけてきました。

ハンドルバーやレバー類もC社のものを使用しています。
バリなどをとってフロントフォークに仮組。

リアブレーキ回りです、、、あまり写真がありません。

僕にしては割と作り込んでいます、、、適当ですが、、。
テンションバーは0.5/mmのアルミを切り出して、1.2/mmの
軽量穴をあけてネジ止めし、ブレーキワイヤーはタミヤのジャンクから
ビニールパイプの中に0.6/mmのメッシュワイヤーをさしています。
ブレーキを引っ張るレバー類の形状が違ってますので
0.3/mmアルミから削りこみ、ワイヤーとカシメています。
またチェーンアジャスターも0.6/mm洋白棒とエバーグリーンの
2/mm6角棒から作って、埋め込みました。
ワイヤリングも何とか出来上がってきました。
結局、クラッチケース、クランクケース等を止めているネジは
最初に使ったものではちょっとサイズ感がが違うので
0.7/mmのアルミパイプに置き換えました。

マメに写真を撮らなければと思うのですが、ノってる時って
なかなか撮影までいかないんですよね~、これが、、、。
あとで「どーやったっけ?」と思わないように記録するのも大事ですね。
という訳で次回アップする時には車体は完成していたいと思います。


<STEP 8> '07/04/18
今回のアップは早いですね~、、、!!!
完成が見えてきて、モチベーションが上がっています。
といっても少しですが、、、また資料をよ~くみて見ると
取り回しが違っていたりでまたやり直しが・・・・(爆)
Step7 での写真を一部入れ替えてます。
まずやり直したのは、リアブレーキラインコードの取り回しが違ってました。
のでこんな感じで、、、。

以前のはこれですので、違いがお分かりになるのでは、

こんな事をやっているのでなかなか計画通りに逝かないんです。
前後のアクスルは2/mmの真鍮パイプで、それを止めるネジは3/mmナットの
ネジ穴を2/mmのバイスでこじあけて通しています。
そこでまた気がついたのですが、エンジンを止めているネジが
大きすぎます、、、作り直しでしょう、、、(ヤレヤレ)
フロントブレーキ回りは0.3/mmのアルミ板から切り出し
ピンドメしました、ここも一応可動します。

ホイールに組み込むとこんな感じ

フォロンとフォークなども組み込んで、かたちにはなってきましたが
何となく全体が見えてくると、サイズ感などが気になってやり直しとかが
増えてくるんでしょうね、、、こういう積み重ねがスキルアップとなると思います。
プロビーニさん勉強になります!!


<STEP 9> '07/05/01
さぁ~、待ちに待ったゴールデンウィークです。
東京は「春ねぇ~」を通り越して、もはや初夏の兆しです。
このGW中になんとかモリーニを完成させたいと思っていますが・・・・・。
ステップ回りの制作です。レバーやリンク部分を、アルミから削りだしたり
アルミパイプなどを使って、作り直しています。


レバー類です。これもコスモファクトリー製です。
ピンなどうち変え、チョークレバー(?)は頭を落として、精密マイナスねじを
入れてます。グリップも結局作り直しました。写真をとり忘れましたが
5/mmのアルミ棒から削りだして、フラットブラックで塗装します。


タコメーターもC社製です。取り付け方法が今イチつかめず、想像でなんとなく
「こんなんかなぁ~」、多分違います(笑)

まだまだ不明な部分や自分の都合のも多々ありますが、
とりあえずワイヤリングを施し、F・フォークの頭の部分も作って
それなりの完成をみました。あとは途中まで組んであるチェーンを合わせて
ボディーワークが出来れば、最終完成とします!
そうそう、スタンドも作らなきゃね。







頑張れ~~~~~、もうちょいやぞ!!!
<STEP 10> '07/05/06
さぁ~GWも最終日、外は大雨、どこにもでれませんっていうか
どこにもいってませんが、、、、(爆)
ちょこちょこと細かい部品やらちぇーんのこまあわせやらをしてました。
また2/mm真鍮線とバイプでスタンド制作です。
これはリアのアクスルからT字バーを通すタイプのスタンドにしました。
後ほど、黒で塗装します。

タンクは資料でみると、フレームに回り込む感じでかぶさっており、
プラ板とパテで型をだして、燃料コック部分も作り直しました。
タンクデカールはキット標準のものは黒一色ですが
これも資料によると、回りに白いラインが描かれてます。
どうしようか色々と考えたのですが、結局、クリアーデカールに
白の塗料をエアーブラシで吹いてからキットデカールよりひと回り大きく
切り抜いて、その上からキットデカールを貼りましたが
タンクを改造しているため左右のサイド部分が違っている事に気がついた時には
もう既に遅く、あまりきれいにいかなかったのが心残りです。
タンク上部のあごを似せる部分に一度全部パテうめしてから
新たに削り直し、ケミカルウッドの柔らかい(白色)もので形を出して
これも黒で塗装し、スポンジ感を出してます。
タンクを止めている部分はどうもシートとバネで繋がっている
資料があったのでそれに準じました。
シートもセンターが盛上がっていたりシートエンドがえぐれていたりと
キットのものとは全然違ってますのでこれも作り直しています。


チェーンがうまくテンションを張りつつの感じがでません。
結局ドライブ側を約1/mmくらい前方へ移動しました。
チェーンアジャストできる機能を考えたほうがいいかもしれませんね??
今後の課題です。


写真も少なくなかなか制作過程がうまく伝えれませんでしたが
これも次回の課題として一応
『完成で~す!!』
ありがとうございました、この場を借りて、ご協力頂いた皆さん、
ご覧頂いた皆さん、感謝致します。






ギャラリーへのアップまでもう少々お待ちください。
お天気のいい日に撮影し直します。
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この記事へのコメント
シリンダーフイン03mmは少し薄いと思われるでしょう。
エバーグリーンから4mmのプラ板が出ています。実測3・85くらいでした。
スペーサーも変えなくてはいけないので03mmの2枚重ねでは如何でしょうか。
ご連絡が遅くて駄目と怒らないで下さいね。
エバーグリーンから4mmのプラ板が出ています。実測3・85くらいでした。
スペーサーも変えなくてはいけないので03mmの2枚重ねでは如何でしょうか。
ご連絡が遅くて駄目と怒らないで下さいね。
2007/
03/
09 (金)
14:
27:
29 |
URL |
しばたかずや #
-[
編集
]
>しばたさん
そうでしたか、、、、。
0.3/mmですと1/12 で「丁度いいかな~」と思っていましたが
エバーグリーンで0.4/mmが出ていましたか、、
しかしコメントに気がつくのが遅すぎました(自爆)
次回への布石として肝に名じます。
資料、借りっ放しですいません。
近々ご返送させていただきます。
そうでしたか、、、、。
0.3/mmですと1/12 で「丁度いいかな~」と思っていましたが
エバーグリーンで0.4/mmが出ていましたか、、
しかしコメントに気がつくのが遅すぎました(自爆)
次回への布石として肝に名じます。
資料、借りっ放しですいません。
近々ご返送させていただきます。
2007/
03/
27 (火)
16:
08:
45 |
URL |
SUZUKI #
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