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Woodbell Moto Modeling 制作記
HONDA Super Cub C100(1/12) 1958
2008年 09月 16日 (火) 14:52 | 編集
STEP 01 (2008/09/16)


今年もモデラーGPに参戦致します。

車種は表題の通りホンダのカブです。というのも
仕事でホンダのCMを制作させて頂いており、今回はカブ生誕50周年の
CMを作らせて頂きました。日頃の感謝の気持ちも込めて,,,,
とはいっても、当然キットは存在しておりません。

バンダイから赤カブとして発売されていたものがありますが
C100とは全くの別物。
フルスクラッチよりはましですので、これを元に制作する事にします。
資料はこの雑誌。
P1030990.jpg

箱を開けてみるとさすがにシンプル、プロターにもひけを取りません(笑)
ササッと仮組をしてみました、サイズ感はほぼ良いようですが
ほとんど手を加えなければいけない状態です。
先ずはエンジンから、

フィンの積層、久々の1/12、ちいせぇ~、、、。

P1030984.jpg

ケースも盛ったり貼ったり、、、。

P1030991.jpg
P1030992.jpg

こまごましたものを作りこんで、ほぼ完成。

P1040012.jpg
P1040013.jpg

次は、フレームです。

コレマタ大変、バッテリーカバー(?)が一体になっています。
形状も違っているので、これを切り離します。

P1030985.jpg

裏からプラ板を張り込んで表からパテ盛り。
P1030988.jpg

タンク形状も違っているので中をパテで埋めて

P1030986.jpg

リアフェンダーは分割式、、、参った。
取りあえず芯にしてますが、あまりに違うので、ここも資料を元に
切った貼った盛った削ったX4くらいでしょうか、、、。
ある程度の所で、エンジンを搭載してみました。

P1040009.jpg
P1040007.jpg

パテを買ってこなきゃ次に進めない、、、、(爆)


STEP 02 (2008/10/03)

想像以上に使えるパーツがありませんでした、読みの甘さはいつも通り。

フレーム長が3.5/mmほど短いようでしたのでバッサリ!
1/mmの真鍮棒を芯にして繋ぎました。
ついでにエンジンハンガーもプラ板から、、、。

P1040108_2.jpg
P1040109_2.jpg

エンジンのアンダーガードも0,3/mmプラ板でつくりましたが
なかなか複雑な形をしております。
資料を基にしておりすが、だいたいです、、、。

 P1040107_2.jpg

次にフロント回りに取りかかります。
コレマタ全くの別物、ヘッドライトの位置が違っているため
ここもほぼスクラッチです。

先ずはプラ板を積層して、ブロックを作ります。
丸1日をこのまんまで、、、、。

P1040021.jpg

キャリパー部分をそのまま使用しようと思いますので、
不要部分をカット。
積層したプラブロックを切り出して、合体させました。

P1040016.jpg

P1040031.jpg

裏はこんな感じで、、、。フォーク部分(?)も裏からパテ盛り

P1040096_2.jpg

フロント部分のプレートを仮で貼ってますが、
このプレートが厄介です。型をおこして、プラ板をヒートプレスします。

P1040097_2.jpg

今まで桃象を使用しておりましたが、無駄になる部分も多いため
簡易小型ヒートプレス器を作成。

P1040110_2.jpg

タッパウェアーのふたにダイレクトに穴をあけてますが、
やはり若干たわみました。冷えているうちはまだ良いのですが
やはり熱したプラ板を当てると、たわみますのでここはやはり
アルミのパンチングを使用した方が良いでしょう、今度買ってきます。

とは云いつつこのままで一発でぬいたのがこれです。

P1040100_2.jpg

エッジがアマアマです、、、、。裏からパテを盛って

P1040103_2.jpg

エッジを立てれば何とかなるかなぁ~、、、。

パテ作業も少し飽きたので、ヘッドライトを10/mmアルミ棒から曵きました。

P1040014.jpg

リング部分を切り離して完成。

P1040015.jpg

レンズをどうするかまだ思案中、、、、、。

次は最中マフラーです、これもプラ板積層から資料とにらめっこしながら
繋ぎ合わせ部分はこれからですが、延ばしランナーから何とかなるのでは、、、
と思っていますが、、、、あまいか?

P1040030.jpg

フロントフェンダーです。
これも芯にして切ったり貼ったり盛ったり削ったリです。

P1040104_2.jpg
P1040105_2.jpg

サフェをまだ吹いていないので全体の感覚がつかめてませんが
おおよそ良い予感、、、、あまいか?

全体的に赤カブは角張っており、初期型は丸みを帯びています。
時代のトレンドは繰り返されますが、不変のカブ、、、うそです。(笑)

こんな制作記でも、ご覧になっている方がいらっしゃれば
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STEP 03 (2008/10/20)


いよいよ締め切りも近づいてきました、、、果たして間に合うか甚だ疑問、、?
いくら考えても作業は進みませんので、とにかく手を動かしましょう。

フロント部分ですが、フェンダーが出来たので仮組みしてみると
エンジンと干渉してしまいます、やっちまいました、、
こんなにも違ってます。

P1040149.jpg
当然作り直しました。

作り直さなければならない部分を個々にある程度トレースして
プラ板にはって切り出し制作します。

c100-parts-.jpg

ハンドルカバー?はケミウッドから削りだして、プラ板をバキューム。
前回の簡易バキュームの問題点を解消するため、1/mmアルミパンチを
貼って完成させました。
P1040154.jpg
P1040155.jpg

型を載せて、バキューム、、、。
P1040152.jpg

またまたやっちゃいました、、、
アルミパンチにかえたため基盤が固くなったため、
型がポッキリ、、、。失敗の連続ですヮ。

P1040156.jpg

型を作り直して、、、。

P1040158.jpg

何とか完成しました。

P1040172.jpg

ハンドルはこの中に入りますので、リップクリーム塗った後、
中に粘土を入れて固まったら、それを元に削りだします。

フロント部分が何となく見えてきたので、次はリアです。
ここもチェーンカバー、スイングアームを作ります。
なるだけキットの部品を使用したいのですが、あまりに無理がありそうですので
プラ板の積層です。ディテールはまだまだですが大まかには完成。

P1040177.jpg
P1040159.jpg
P1040175.jpg
P1040173.jpg

まだ、リアショックも作らなければならないのですが、
荷台がジョイント部分なので、荷台を作ってからとします。

さぁいよいよ問題の、カウルです、、、相当悩みました。

モトGPの時、毎日大量に飲んでたのはダテではありません。
巨匠「い◯◯へさん」や教祖「こ◯らさん」らにご意見を頂き、
トライアンドエラーの繰り返し。
一体何枚のプラ板を無駄にした事か(T_T)

まずは前後の型を別々にケミウッドから削りだしました。
P1040118.jpg

一度試しにそれぞれ別にバキュームしたものを合体して、
仮組みをしてみたのですが、なかなか上手くいかず、かたにパテを盛ったり
削ったりを繰り返し、マタ何度か、試し抜き、、、。
納得出来たところで、型自体を合体して、こんどは一発抜き!
こんな事を延べ日数5日間、、、。
やっと出来ました。

P1040170.jpg
P1040171.jpg

さらにリブなどのディテールを施して、、、。
 
P1040179.jpg

完成しました~~~~(疲)
一番の難題をクリアー出来ました、ラストスパートをかける事にしましょう。


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STEP 04 (2008/010/27)


今月もあとわずか、何とか今月中の完成を考えていましたが、ムリポ、、、。
それとこんな資料が新たに加わったものだから、
見ない事にしたいけど、、、それもムリポ、、、。

P1040189.jpg

取りあえず、スポークを組みました。36本。さすがにこのサイズは細かいっす!
志賀ピンの0番、(約0,3/mm)を使用しました。
1本を2分割して裏と表を組む事ができます、経済的、、、。しかし、、。
マタ落とし穴がありました。
前記の資料によると。、この時代のCubは全部裏から組んであったそうです。
もう遅い、、、。(爆)今回はこのままで、、、。
いつも通りアルミを貼って完成、、。
センターハブもアルミ貼りです。

P1040180.jpg
P1040182.jpg

細々したものも作り込んでます。

荷台は、プラ板積層から、サイドカバーはケミウッドから0.3/mmの
プラ板をバキュームです。
P1040181.jpg

サイドカバーを止めるねじですが、これがなかなか
難しく、3/mmのプラ棒を削りだして何度かトライしたのですが
どうしても歪になってしまいます、、、そこで考えたのがこれ

P1040185.jpg

2/mmのプラ棒に、エバーグリーンから出ているハーフラウンドの
プラ棒を外周に貼付けて、(お花っぽく?)それを適当な長さでカット。
これで上手くいくはず、、、、たぶん。

次はリアショック、これはもう定番の、アルミから曵きます。
ジョイント部分もシコシコやすりで、、。

P1040184.jpg

ウインカー、ストップランプなどもケミウッドから型をおこして
0.3/mmポリカをバキュームで、、、、
今回はバキューム作業がやたら多いっす!

P1040190.jpg
P1040191.jpg

果たして上手くいくのかどうか分かりませんが、、、?

グリップ部分も結局アルミから曵きだし、
補助バーは1/mmのアルミパイプの中に0.5/mm真鍮線をいれて
曲げてもつぶれないようにして工作。
 
P1040195.jpg

マフラーは塗装で、とも思ったのですが、ここもアルミを貼りマニ部分は
塗装です。

P1040202.jpg

まだまだ細部を作り込まなければなりませんが、
ここで全体のプロポーションを見てみます。

P1040193.jpg
P1040194.jpg

う~~~ん、、、良しとします(笑)

一度これをやりたかったんです。キットぽい?

P1040198.jpg


STEP 05 (2008/011/04)

3連休、またツーリングです。今年最後の月例クラブツーリング、
お天気もよく箱根~伊豆と・・・・時間がないというのに、、、、。

取りあえず塗装してみました、トライ&エラーの繰り返しで
それでもこれで良いのか悪いのか不明です。

P1040206.jpg

そうそうシートも作り直しております。型とってバキューム。
P1040203.jpg

この間に、まだまだ細かい部品作りに励みます。
まずはキック、1/mmのプラ棒に0.5/mmの黒ビニールを
巻いてます。これはアクセサリー売り場で購入。
それをアルミ棒と合体させて完成。
エンジン部分もすこし作りこみ、プラグなど、配線を処理し
ボルトなども全て金属もので、、、正直しんどい、、。 
P1040223.jpg
P1040224.jpg
P1040230.jpg


シフトペダルも作り替えました、0.5/mmアルミ板から削りだして
ペダル部分はラジオペンチで交差につぶすと何となくそれっぽくなりました。

 P1040228.jpg

カバーのダイヤル(お花)も上手くいったようですが、
キーの部分は少しオーバースケールです。

P1040229_2.jpg

次はハブです。コレマタ違ってまして、前後を逆にして
パテ盛って、いつのもアルミを貼りましたが、塗装の方が良かったかも、、、

P1040237.jpg
P1040238.jpg
P1040239.jpg


STEP 06 (2008/11/06)


レンズ類ですがこれははじめての事なのでうまくいくかどうか、、、?
取りあえず裏からクリアー系の塗装をしておき、後から切り取る手段です。

P1040241.jpg

どのように取り付けるか思案しましたが、アルミテープに瞬間をぬって
レンズを貼りアルミテープを切り出して、ハンドルに貼る方法ですが、、、?

P1040250.jpg

しっかり接着出来る間にリアブレーキ関係です。
びみょうにステップバーの曲がりが違ってますの暖めながらカーブを直します。
後、細かいディテールも、、、。

P1040243.jpg

上手くいったと思ったのですが、なかなか納得いくカーブがつかず
結局ぐにゃぐにゃになってしまい、真鍮棒に置き換え、ペダル部分のみ使用。
ペダルのディテールは接着剤をたっぷり塗って、半乾きになったら
金網を押し付けました。

P1040244.jpg

アジャスターも作り

P1040240.jpg

マフラーステー、なども取り付けて

P1040245.jpg

ヘッドライトは1/mmの穴をあけ、アクリル棒を延ばしたもので電球と
ポジションライトにしてみました。

P1040248.jpg
P1040249.jpg

ウィンカーレンズが完全に乾いたので切り出して、ハンドルバーに貼りました。
P1040251.jpg

リアダンパーを組み込み、仮組してみます。

P1040260.jpg
P1040252.jpg
P1040253.jpg

フロントカウルも取り付けてみて、、、、う~~~ん、、、。
違ってます、、、。時間があればやり直しますが、取りあえずこのまま
完成を目指す事にしましょう。

P1040258.jpg

これも作り直さなきゃ、、、。

P1040242.jpg


STEP 07 (2008/11/10)

いよいよ追い込みです。
小物を造り込みましょう。まずはヘッドライトレンズですが、
ジャンクのパーツからサイズを合わせてエポキシで接着、

P1040262.jpg

リアウィンカー、リアライトもフロントウィンカーと
同じように接着と思ったのですが白く濁ったため、これもエポキシで。

スタンドもバネは、どこかのものか忘れましたが、エキパイを止めるものだと思います。
P1040266.jpg

フロント部分の網(?)、0.4/mmと0.3/mmの洋白棒をハンダ付けしましたが
あまりに下手過ぎ、、型値も歪です。
裏にクラクションホーンがありますが一応作っていれてます。

P1040268.jpg
P1040269.jpg

バックミラーは、プラ板から回りのリブは1/mmプラ棒を張り巡らして
ミラー部分はピカピカのテープを貼ります。
ステー部分は1/mm真鍮棒ジョイント部分も金属もので。
 
P1040273.jpg

ブレーキワイヤー部分もプラ板や金属物でそれなりに作りました

P1040270.jpg

これもプラ板を箱組みして金属物で、、、。

P1040261.jpg
P1040289_2.jpg
 
デカールはあまりに小さすぎて、テキストの表示出来ないものもあります。
メーターは最悪、これも同じようにプラ板を切り出してプラ棒を張り巡らし
針は志賀虫ピンとプラ板を切ったものを使いましたが、、、いかがなものかと。

P1040279.jpg

タンクに付いているプレートもプラ板から切り出して、デカールを貼り
その上からセロハンテープを貼ってます。
 
P1040276.jpg

フューエルキャップもアルミから削りだし、一応シートも開閉出来ます。
P1040277.jpg
P1040286.jpg

それらを組み込んで、、、。
ストリップじょうたいです。

P1040281.jpg

カウルを組んで、汚しも少し入れて、、、、

P1040292.jpg
P1040290.jpg
P1040293.jpg
P1040291.jpg

一応完成しました、、、やり直したいところがあるのですが、
明後日から、1週間程留守にしなければならないのと、もう1台作らなければ
ならないのでとりあえず、、、時間があればトライしますが多分このままでしょう、(爆)


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Comment
この記事へのコメント
Re: タイトルなし
輕◯様

こちらこそ大変ご無沙汰です。
見過ごしておりました(失礼)コメント恐れ入ります、、、、。

制作途中でFUJIMIから発売と聞いて愕然としました。
またコメントよろしくお願い致します。



2009/ 03/ 16 (月) 18: 19: 15 | URL | Woodbell Moto # -[ 編集 ]
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