2007年
06月
26日
(火)
16:07 |
編集
Step 1 (2007/06/26)
今月中旬、タミヤから 発売された、Kawasaki Ninja ZX-RR 2006。
すでに完成品もオークションで出ていたり、Maxさんも速攻で2台同時組みで
相変わらず完成度の高さでこれから作ろうとする自分にちょっとプレッシャーが
かかっていますが、まぁそこはしょうがありませんので
自分なりで作ることとします。
まずこのバイクのプロフィールです。
2002年、990CC、4サイクルのレギュレーションで
Moto GPとして新たなスターと切ったWGPのトップカテゴリーに帰ってきました。
'02 '03と苦戦を強いられたものの、翌04年、中野真矢選手の
加入によって日本GPでは初の表彰台と急速に進化をとげた。
当キットである新設計の990ccインライン4エンジンを搭載した06年型は
中野真矢、ランディ・ド・ピュニエ両選手がライディング。
2007年を見据えたカウルデザインと、独自の不等間隔爆発を採用した。
中野選手は第5戦フランスGPでは予選終了直前までポールポジションを争い、
第8戦オランダGPでは2位に入賞。トップ争いに加わるポテンシャルを見せ
また'07は中野が移籍してランディ・ド・ピュニエがエースライダー
そして第8戦からアンソニー・ウエストがセカンドライダーとして活躍し
後半戦に向かって熟成がすすんでいる。
さて今回は自分勝手に盛上がっている「Kawasaki祭り」の一環です。
06と07を製作しようと思っていますが、さてさて、、、。
タミヤバイク模型の最高傑作と誉れ高いキットのようですので
苦手な2台同時組みもキットに助けられるのでは?という
淡い期待にかけることとしましょう。
06と07の全長を検証してみます。
2006 : 2090/mm 2007 : 2080/mmとなっており10/mm
1/cmしか変わってません。これを単純に1/12に縮小してみると
2090/mm = 174,16/mm 2080/mm = 173,33/mm
わずか0,83/mmの差です。
そこでキットの全長は?と調べてみると、170/mm、、、????
確かに単純縮小されたものが模型としてどうか?という
論争はあるとしても4/mmも違っていても模型としていいかたちを
しているのですから、OKでしょう!!ということで
'07もこのままの全長でいくこととします!(安堵)
早速、キットを開けてみましょう(ドキドキ)

オプションパーツと新たに発売された新色です。
Maxさんの報告によるとこのカラーは隠蔽力も強くデカールの色とも
ばっちり合っているそうです。さすがタミヤです。
先ずは、いつも通り接着できるパーツを切り出してタミヤのセメント(流し込み)を
たっぷりつけて接着。完全に乾いたら#400で合わせ目を削っていきます。
最近のタミヤ製品は非常に精度が高いので、パテで消す必要がありません。

まだサフェを吹く前ですが、薄さといい精度といい素晴らしいです。
チェーンアジャスター部分は切り抜いて後でピン処理します。

エンジンはインスト通りに塗ってます、この辺りもう少し手をかけたいところですが
06も07も資料集めてません、、、(爆)


そんなことで今回はここまで、、次回までには資料を集めて
形がつかめるところまで進みたいと思ってます。
ところで最近出来た、下にある『拍手』ってなんですか?
足跡みたいなことなのかね~??
あまりここ見てる人いないかもしれませんが、よろしければ
コメントもできるカウンターと思って「ポチッ」としてみてくださいませ。
Step 2 (2007/06/27)
昨日に引き続き早々のアップです。
06 & 07の資料をネットサーフしながら集めました。
それに2台同時にと思っていたのですが、やはり無理なようで
「やや同時進行、、、」くらいに進めていこうかと思いっています。
エンジンが出来上がっていたのでフレームに組み込んで
リヤ回りを作ります。
まずはチェーンです、この作業はあまり好きじゃありません
Maxさんの制作記で「スプロケの歯を斜めにカッターで落とす」と
ありましたのでやってみました、いいかも、、、!
インスト通りの塗装です、オイル汚れを墨入れしてます。
テカっちゃってよくわかりませんね、、、、。

続いてタイヤですが、エアーバッルブを切り飛ばして、
1.0/mmのアルミパイプに0.5/mm 洋白線を挿入してヤスリで頭を丸めて
それらしく、、、それにしてもホイールのラインデカール貼りが超~。苦手


タイヤは#280の紙ヤスリでラインを消して、最近はこいつを最後に
塗ってます。

これはアーマーオールという商品で、昔RCをやっていた時に使っていました。
使い道はとてもマニアックなのでここでご披露することは勘弁してください。
正しい使用方法はこういう使い方です。
ブレーキディスクはリューターにくわえて、少々薄くしそのままひたすら
穴をあけまくり、、、ディスク部分は0.5/mm、 中心部分は0.7/mm
その外側を1.0/mm、、、疲れます、、、。

塗装して、、、、

アジャスターボルトも0.5/mmの洋白線に1.0/mm六角プラ棒を
とおしてできあがりです。

それぞれを組んで、、、いやぁ~ホントよく出来てますタミヤさん(多謝)

Step 3 (2007/06/29)
先日Diaryにも書きましたが、フジスピードウェイでタミヤの◯野さんに
お会いして、その際、Kawasaki祭りをしていることをお話ししたところ
ディテールアップパーツを送ってくれるとのことでした。
先日届き、この場おかりして「誠にありがとうございました」。
そのDPも早速使用していきます。
リアサスのバネは両サイドの斜めに削ってバネが浮かないようにしておきます。

マフラーはブラックを塗ってからクレオスのスーパーチタンを塗装し
今回は見える部分がないためマスキングもせず簡単に、クリアーオレンジ、
クリアーブルー、クリアーブラックを適当に塗ってから、エナメル溶剤を
筆で適当に落としました。ちょっと汚すぎました、、、まぁいいか、、、。


ブレーキキャリパーは指示の色よりもっとグレーかかっていたので
調色して、ラインもブレーキケーブルにアルミパイプで作り直してます。

次はトップブリッジ部分、アクセルワイヤーも作り直し、定番の1/mmの
アルミパイプと0.5/mmの洋白線、今回ケーブルはこんなものを
使ってみました。

これもハンズの手芸コーナーで購入。
今回のキットでうれしいことは、今まで手元でブレーキを調整するダイヤルを
作る際、グリップから切断してダイヤルの基部を作ってましたが、何とそれが既に
組み込まれています!!穴をあけてダイヤルを作ってさせば出来上がり~。


チューブはこんなのを手に入れました、、、ここはグリーンを使用。


フロントフォーク部分です。これも頂いたDPを使用します。
いつも気になっている部分の修正です。
アクスルを通すところをエッジングソーでカットし0.8/mmのアルミパイプを
埋め込んでます。ちょっとしたことですが、リアリティーが増します。


それらを組み込んで、、、、


完成がだいぶ見えてきましたね~
「'07はどうした?」との声も聞こえてますが、ネットで資料を集めて
いろいろ検証してみると、カウルやステップホルダーなどあまり考えていなかった
部分の修正が必要のようです(もちろんマフラーも)ので
06の車体を完成させたのちに手を付けることにしました。
また調べてみるとこのキットは06の5戦目(フランス)あたりの
ヨーロッパラウンドからのものだと思います。
なんせ第8戦アッセンでは中野王子が2位ですから、、、!!
Step 4 (2007/07/04)
ここの所なかなか時間が取れず、思った以上に時間がかかってしまいしたが
いよいよ大詰めです。早速、外装を完成させていきましょう
キットと一緒に購入した新しい塗料、
タミヤから発売されてなかったのは意外でした

これをエアーブラシで吹く為に別の瓶に入れ替えます。
色々なやり方があると思いますが、ぼくはストローを缶に
とりつけて直接瓶に噴射しています。
この時の注意点は「瓶を揺すらない」「混ぜない」です。
まだ塗料の中にガスが混入している状態なので注意を怠ると
溢れて悲惨な状態になります(経験済)
ガスが完全に抜けてから蓋を閉めます。だいたい1時間くらいですが
取り出し量によりますので、、、。お気をつけて、、、。

この瓶はスポイトもついている優れもので、液体の薬が入っていたもので
とある病院で廃棄するのを大量に頂きました。

カウル類に塗ったところ、若干明るめのようにも感じますが
デカールのグリーンと合ってますし、隠蔽力も強いようです。
デカールも苦手な僕にでも何とか貼れるほどの素晴らしい出来です。

次はシートです。
シート全体を#180のペーパーで荒らした後、つや消しブラックで
塗装します。何となくスポンジ感が出ると思います。


これらが乾燥する間に車体を仕上げることにしましょう。
カウルから見えるところを少々ディテールアップします。
なんて云う名称か知らないのですが様々なデーターを拾うリング。
これはstudio27から出ているエッチングがあまっていたので
半艶黒で塗ってフライホイルに接着。

サスセンサーは1/mmのアルミパイプの中に0.5/mmの洋白線を
挿入しクリアレッドで塗装して取り付けます。

次にステップ回りです。どのキットのステップもただの丸棒なので
いつも頭を悩ましていますが、今回はMaxさんが作られたものを
譲って頂きました!!これがホントに良く出来ています。
是非商品化してください!!!
そこでちょっといじってみます。
ステップを(裏も)きりとばして、1/mmの穴をあけて
頂き物のステップが入るように加工します。
ステップレバーは穴開けしてみましたが、下手過ぎ、、、、(爆)
リンク部分も1/mmのアルミパイプと0.6/mmのピアノ線でそれらしく
ペダル部分は直接収縮チューブをかまして熱処理します
写真は処理前ですが、ちょっと太いようです。
'07ではペダルも切り飛ばして、1/mmのアルミパイプで作り直したほうが
イイかもしれません。


細かいところですが、レーサーなら必ず施されている
グリップラバーを締めるワイヤーです。
これはそこらに転がっている電線コードの皮を剥いて線だけ使用し
裏から瞬間でチョン留めです。


それに定番のアクするシャフトを2/mmの真鍮パイプに置き換えてます。
あと写真を撮り忘れましたが、燃料プレッシャーチューブも取り付けられる
用にタンクも修正しています。
それらを組み込んで車体の完成です。





さぁ~いよいよ ’07に取りかかりますが、しか~し!!
Modeler GPが開幕です!!!
今年で3回目のエントリーとなり、今回はビックリの人もエントリーしますし
友人もどさくさにまみれてエントリーすると逝ってます。
実はモテギでの飲みが楽しみだったりして・・・・。
今回は早い時期から車種に見当がついてますので
この「Kawasaki祭り」が終わったら、取りかかることとしましょう。
あ~~~でも'03も気になる~~~助けて~~~~。
Step 5 (2007/07/06)
クリアーも乾燥しましたので研ぎだします。
クリアーは今回ソフト99を使用してます。
研ぎだしは #1000 ~ #1500 とペーパーの番手を上げて研いでいき
最後に #1500~#2000の3Mのスポンジペーパーで仕上げます。
面一になるように慎重に、、、
コンパウンドは細目~極細でかけて終了です。
のつもりが、やっちまいました。
穴開けしていたステップを折っちゃいました(泣)

瞬間で事なきを得ましたが、、、ちょっとショック、、、。
トップブリッジのセンターナットも接着していなかったため
どっかに転がっていってしまい、発見できず、、、、(泣)
真鍮ナットにイモネジをさして、代用です。
このほうが良かったかも、不幸中の幸いです。

あちこちタッチアアプして、本当に完成で~す。






完成写真はこちらからど~ぞ、、、、。
乾燥待ちの間、07を少しいじってました。
ネットから拾ってきた資料を見ながらあれこれと
思いを巡らすのですが、わりとこの時間が好きだったりして(笑)

サイドカウルはあまり問題がないと思いますが、、、
ホント?のツッコミは受け付けません(激笑)
タンク、シート、シートレール、フロントカウル、リアカウルを
手直ししなければなりません、っていうかサイド以外全部ですね、、。
タンク形状とその近辺から

プラ板やパテを駆使して


シートレールもフラットにして、短く削った分
プラ板とパテで延長です。

シートもそれに合うように

シートのアンダーカウルは切れ込みを一回り大きくカットします。

問題なのは、フロントカウルです。スクリーンの形状も違っています。
そこで簡単な方法を思いつきました。
先ずスクリーンをフロントカウルに接着、型紙をとって
0.3/mmのプラ板で延長されたカウル部分をスクリーンの
上から接着(強引)

スクリーン部分にマスキングをし、光硬化パテをもります。

硬化完了後形を整えて

だめかなぁ~、、、、。
組んでみます、比較して、、、まぁいっか!早くも妥協です。


Step 6 (2007/07/17)
10日ぶりの更新です。この連休中で何とか形が見える
ところまで、、、と思いながら、、、そんな中
新潟で地震がしばらくテレビに釘付けでした。
心よりお見舞い申し上げます。
そんなこんなで思ったより進みませんでしたが
何とか形は見えそうです。
またまたチェーンアジャスターを抜きました。
06では汚かったので、今回はエッチングソーを入れてみます。

枠にそって慎重に両サイドをカットします
裏は0.3/mmのプラ板を貼って、このほうがきれいですね

タンクのジョイント方法が06と違ってますので、フレームに
ネジでジョイントできるようにプラ板でつくります。

タンク部分の擦り合わせもプラ板で積層して

サイドカウルの開口部分も全然違ってます。

プラ板でおおよそ合わせてパテを切った貼ったします。


次に06とは決定的に違うマフラー部分に取りかかります。
07は4-2-1になってますので、キットのマフラーを
利用して作る事にします。

3/mmのフレックスプラ棒でエキパイ部分を作りパテで
形を出しました、そしてマフラーのエンド部分の曲がりは
キットのマフラーを利用し、5/mmのプラパイプで作りましたが
少々細いようです。いろいろ考えてみましたが、キットに入っている
リアサスを止めるナットを回すプラパーツも利用して
ドッキング、それを目安に0.3/mmのプラ板を円筒状に巻いて
何とか形になりました。


マフラーエンドのリブはエバーグリーンからでている0.5/mmのプラ棒を
流し込みタイプのセメントで溶かしながら接着します。


おおよそパテで形がでたら、溶きパテを塗り乾燥後
段差を修正して出来上がりです。

スプロケにあるナット部分は全部ドレスピンにしてみました。

エアーバルブは07では曲がったものになっています。

これは前回もやってましたね。

さていよいよカラーリングです。
何とも悩ましいキャンディーなグリーンです。
色々塗装方法を考えましたが、何度かの失敗の結果
ブラック → シルバー → クリアーグリーン → クリアーイエロー
の順で塗ってみました。

ちょっと濃すぎたようです、、、、(泣)
また失敗、、、、、、、(T T)
もう一度やり直す事にします、、、(激泣)
シンナー風呂に浸からして、、、、、。
次の構想はブラック → シャインシルバー → クリアーグリン+クリアーイエロー
あらかじめクリアーグリンとクリアーイエローを混ぜて
「丁度いいグリーン」を調色する事にします。
そんな事にもめげず、車体を完成させましょう!
今回拘ったのは、スタンドの車輪です。
車輪のホイル部分を1/mmのバイスで開けてます。
たいした拘りじゃありませんね・・・・。




ことのほか手間取ってますが次回完成を目指します!!!
デカールも作らないといけません、大変だこりゃ~~~(爆)
Step 7 (2007/07/018)
昨日に引き続いての更新です!
「次回は完成を目指す」などと嘯いてましたが
どうしてもボディーカラーが気になって、朝ちょっと早起きをして
塗装してみました!!
まづは塗装を落とす為に、シンナー風呂へつけ込みます。
この作業できる事ならしたくありません。
臭いが強烈です、、、。(爆)

溶液はもう何度も使い回しているため、ドロドロ状態。
お風呂に入って皆さんこんな状態です。

サフェをかけて、ブラックを塗装、今回は下地にクレオスの
シャインシルバーをたっぷりめに(3回)塗装してみました。
写真では分かりずらいかもしれませんが、ギラギラです。

おおよそ乾いたところで、クリアーイエローとクリアーグリンを
約3 : 1くらいで混ぜ合わせて、資料を見ながら
何度か重ね塗り、完成!!

前回のはこっちです。違いが分かりますでしょうか?
写真じゃわかんねぇな~~~、でも自己満です!!!!!!

がんがんエアーブラシで吹いていたもので、
知らないうちに、部屋にスモッグ注意報が発令されました!
自作の塗装ブースに限界がきたかも、、、。
Step 8 (2007/07/29)
ここのところ仕事が立て込んでいて、すぐにも完成させるつもりが
ことのほか時間がかかってしまいました。
最後の詰めで気になっていたのですが、模型に触る事が出来ませんでした。
色を塗り替えて、カーボンデカールを貼ってます。

デカールもイラストレーターでデータをおこして
アルプスのプリンターで、、、いつもながら何度か失敗してしまいます。

使えるデカールはキットから流用して。。。。
それらは貼って、クリアーコート、研ぎだして完成!



祭りはこんな感じで、、、、、、、、、、。

棚の中では、、、、やたら緑が目についいてきました、、、。

そんなわけで、このコーナーも終了です。
次回は、いよいよモデラーズGPの為の準備に入る事にします。
製作記も同時にアップする予定です。
今月中旬、タミヤから 発売された、Kawasaki Ninja ZX-RR 2006。
すでに完成品もオークションで出ていたり、Maxさんも速攻で2台同時組みで
相変わらず完成度の高さでこれから作ろうとする自分にちょっとプレッシャーが
かかっていますが、まぁそこはしょうがありませんので
自分なりで作ることとします。
まずこのバイクのプロフィールです。
2002年、990CC、4サイクルのレギュレーションで
Moto GPとして新たなスターと切ったWGPのトップカテゴリーに帰ってきました。
'02 '03と苦戦を強いられたものの、翌04年、中野真矢選手の
加入によって日本GPでは初の表彰台と急速に進化をとげた。
当キットである新設計の990ccインライン4エンジンを搭載した06年型は
中野真矢、ランディ・ド・ピュニエ両選手がライディング。
2007年を見据えたカウルデザインと、独自の不等間隔爆発を採用した。
中野選手は第5戦フランスGPでは予選終了直前までポールポジションを争い、
第8戦オランダGPでは2位に入賞。トップ争いに加わるポテンシャルを見せ
また'07は中野が移籍してランディ・ド・ピュニエがエースライダー
そして第8戦からアンソニー・ウエストがセカンドライダーとして活躍し
後半戦に向かって熟成がすすんでいる。
さて今回は自分勝手に盛上がっている「Kawasaki祭り」の一環です。
06と07を製作しようと思っていますが、さてさて、、、。
タミヤバイク模型の最高傑作と誉れ高いキットのようですので
苦手な2台同時組みもキットに助けられるのでは?という
淡い期待にかけることとしましょう。
06と07の全長を検証してみます。
2006 : 2090/mm 2007 : 2080/mmとなっており10/mm
1/cmしか変わってません。これを単純に1/12に縮小してみると
2090/mm = 174,16/mm 2080/mm = 173,33/mm
わずか0,83/mmの差です。
そこでキットの全長は?と調べてみると、170/mm、、、????
確かに単純縮小されたものが模型としてどうか?という
論争はあるとしても4/mmも違っていても模型としていいかたちを
しているのですから、OKでしょう!!ということで
'07もこのままの全長でいくこととします!(安堵)
早速、キットを開けてみましょう(ドキドキ)

オプションパーツと新たに発売された新色です。
Maxさんの報告によるとこのカラーは隠蔽力も強くデカールの色とも
ばっちり合っているそうです。さすがタミヤです。
先ずは、いつも通り接着できるパーツを切り出してタミヤのセメント(流し込み)を
たっぷりつけて接着。完全に乾いたら#400で合わせ目を削っていきます。
最近のタミヤ製品は非常に精度が高いので、パテで消す必要がありません。

まだサフェを吹く前ですが、薄さといい精度といい素晴らしいです。
チェーンアジャスター部分は切り抜いて後でピン処理します。

エンジンはインスト通りに塗ってます、この辺りもう少し手をかけたいところですが
06も07も資料集めてません、、、(爆)


そんなことで今回はここまで、、次回までには資料を集めて
形がつかめるところまで進みたいと思ってます。
ところで最近出来た、下にある『拍手』ってなんですか?
足跡みたいなことなのかね~??
あまりここ見てる人いないかもしれませんが、よろしければ
コメントもできるカウンターと思って「ポチッ」としてみてくださいませ。
Step 2 (2007/06/27)
昨日に引き続き早々のアップです。
06 & 07の資料をネットサーフしながら集めました。
それに2台同時にと思っていたのですが、やはり無理なようで
「やや同時進行、、、」くらいに進めていこうかと思いっています。
エンジンが出来上がっていたのでフレームに組み込んで
リヤ回りを作ります。
まずはチェーンです、この作業はあまり好きじゃありません
Maxさんの制作記で「スプロケの歯を斜めにカッターで落とす」と
ありましたのでやってみました、いいかも、、、!
インスト通りの塗装です、オイル汚れを墨入れしてます。
テカっちゃってよくわかりませんね、、、、。

続いてタイヤですが、エアーバッルブを切り飛ばして、
1.0/mmのアルミパイプに0.5/mm 洋白線を挿入してヤスリで頭を丸めて
それらしく、、、それにしてもホイールのラインデカール貼りが超~。苦手


タイヤは#280の紙ヤスリでラインを消して、最近はこいつを最後に
塗ってます。

これはアーマーオールという商品で、昔RCをやっていた時に使っていました。
使い道はとてもマニアックなのでここでご披露することは勘弁してください。
正しい使用方法はこういう使い方です。
ブレーキディスクはリューターにくわえて、少々薄くしそのままひたすら
穴をあけまくり、、、ディスク部分は0.5/mm、 中心部分は0.7/mm
その外側を1.0/mm、、、疲れます、、、。

塗装して、、、、

アジャスターボルトも0.5/mmの洋白線に1.0/mm六角プラ棒を
とおしてできあがりです。

それぞれを組んで、、、いやぁ~ホントよく出来てますタミヤさん(多謝)

Step 3 (2007/06/29)
先日Diaryにも書きましたが、フジスピードウェイでタミヤの◯野さんに
お会いして、その際、Kawasaki祭りをしていることをお話ししたところ
ディテールアップパーツを送ってくれるとのことでした。
先日届き、この場おかりして「誠にありがとうございました」。
そのDPも早速使用していきます。
リアサスのバネは両サイドの斜めに削ってバネが浮かないようにしておきます。

マフラーはブラックを塗ってからクレオスのスーパーチタンを塗装し
今回は見える部分がないためマスキングもせず簡単に、クリアーオレンジ、
クリアーブルー、クリアーブラックを適当に塗ってから、エナメル溶剤を
筆で適当に落としました。ちょっと汚すぎました、、、まぁいいか、、、。


ブレーキキャリパーは指示の色よりもっとグレーかかっていたので
調色して、ラインもブレーキケーブルにアルミパイプで作り直してます。

次はトップブリッジ部分、アクセルワイヤーも作り直し、定番の1/mmの
アルミパイプと0.5/mmの洋白線、今回ケーブルはこんなものを
使ってみました。

これもハンズの手芸コーナーで購入。
今回のキットでうれしいことは、今まで手元でブレーキを調整するダイヤルを
作る際、グリップから切断してダイヤルの基部を作ってましたが、何とそれが既に
組み込まれています!!穴をあけてダイヤルを作ってさせば出来上がり~。


チューブはこんなのを手に入れました、、、ここはグリーンを使用。


フロントフォーク部分です。これも頂いたDPを使用します。
いつも気になっている部分の修正です。
アクスルを通すところをエッジングソーでカットし0.8/mmのアルミパイプを
埋め込んでます。ちょっとしたことですが、リアリティーが増します。


それらを組み込んで、、、、


完成がだいぶ見えてきましたね~
「'07はどうした?」との声も聞こえてますが、ネットで資料を集めて
いろいろ検証してみると、カウルやステップホルダーなどあまり考えていなかった
部分の修正が必要のようです(もちろんマフラーも)ので
06の車体を完成させたのちに手を付けることにしました。
また調べてみるとこのキットは06の5戦目(フランス)あたりの
ヨーロッパラウンドからのものだと思います。
なんせ第8戦アッセンでは中野王子が2位ですから、、、!!
Step 4 (2007/07/04)
ここの所なかなか時間が取れず、思った以上に時間がかかってしまいしたが
いよいよ大詰めです。早速、外装を完成させていきましょう
キットと一緒に購入した新しい塗料、
タミヤから発売されてなかったのは意外でした

これをエアーブラシで吹く為に別の瓶に入れ替えます。
色々なやり方があると思いますが、ぼくはストローを缶に
とりつけて直接瓶に噴射しています。
この時の注意点は「瓶を揺すらない」「混ぜない」です。
まだ塗料の中にガスが混入している状態なので注意を怠ると
溢れて悲惨な状態になります(経験済)
ガスが完全に抜けてから蓋を閉めます。だいたい1時間くらいですが
取り出し量によりますので、、、。お気をつけて、、、。

この瓶はスポイトもついている優れもので、液体の薬が入っていたもので
とある病院で廃棄するのを大量に頂きました。

カウル類に塗ったところ、若干明るめのようにも感じますが
デカールのグリーンと合ってますし、隠蔽力も強いようです。
デカールも苦手な僕にでも何とか貼れるほどの素晴らしい出来です。

次はシートです。
シート全体を#180のペーパーで荒らした後、つや消しブラックで
塗装します。何となくスポンジ感が出ると思います。


これらが乾燥する間に車体を仕上げることにしましょう。
カウルから見えるところを少々ディテールアップします。
なんて云う名称か知らないのですが様々なデーターを拾うリング。
これはstudio27から出ているエッチングがあまっていたので
半艶黒で塗ってフライホイルに接着。

サスセンサーは1/mmのアルミパイプの中に0.5/mmの洋白線を
挿入しクリアレッドで塗装して取り付けます。

次にステップ回りです。どのキットのステップもただの丸棒なので
いつも頭を悩ましていますが、今回はMaxさんが作られたものを
譲って頂きました!!これがホントに良く出来ています。
是非商品化してください!!!
そこでちょっといじってみます。
ステップを(裏も)きりとばして、1/mmの穴をあけて
頂き物のステップが入るように加工します。
ステップレバーは穴開けしてみましたが、下手過ぎ、、、、(爆)
リンク部分も1/mmのアルミパイプと0.6/mmのピアノ線でそれらしく
ペダル部分は直接収縮チューブをかまして熱処理します
写真は処理前ですが、ちょっと太いようです。
'07ではペダルも切り飛ばして、1/mmのアルミパイプで作り直したほうが
イイかもしれません。


細かいところですが、レーサーなら必ず施されている
グリップラバーを締めるワイヤーです。
これはそこらに転がっている電線コードの皮を剥いて線だけ使用し
裏から瞬間でチョン留めです。


それに定番のアクするシャフトを2/mmの真鍮パイプに置き換えてます。
あと写真を撮り忘れましたが、燃料プレッシャーチューブも取り付けられる
用にタンクも修正しています。
それらを組み込んで車体の完成です。





さぁ~いよいよ ’07に取りかかりますが、しか~し!!
Modeler GPが開幕です!!!
今年で3回目のエントリーとなり、今回はビックリの人もエントリーしますし
友人もどさくさにまみれてエントリーすると逝ってます。
実はモテギでの飲みが楽しみだったりして・・・・。
今回は早い時期から車種に見当がついてますので
この「Kawasaki祭り」が終わったら、取りかかることとしましょう。
あ~~~でも'03も気になる~~~助けて~~~~。
Step 5 (2007/07/06)
クリアーも乾燥しましたので研ぎだします。
クリアーは今回ソフト99を使用してます。
研ぎだしは #1000 ~ #1500 とペーパーの番手を上げて研いでいき
最後に #1500~#2000の3Mのスポンジペーパーで仕上げます。
面一になるように慎重に、、、
コンパウンドは細目~極細でかけて終了です。
のつもりが、やっちまいました。
穴開けしていたステップを折っちゃいました(泣)

瞬間で事なきを得ましたが、、、ちょっとショック、、、。
トップブリッジのセンターナットも接着していなかったため
どっかに転がっていってしまい、発見できず、、、、(泣)
真鍮ナットにイモネジをさして、代用です。
このほうが良かったかも、不幸中の幸いです。

あちこちタッチアアプして、本当に完成で~す。






完成写真はこちらからど~ぞ、、、、。
乾燥待ちの間、07を少しいじってました。
ネットから拾ってきた資料を見ながらあれこれと
思いを巡らすのですが、わりとこの時間が好きだったりして(笑)

サイドカウルはあまり問題がないと思いますが、、、
ホント?のツッコミは受け付けません(激笑)
タンク、シート、シートレール、フロントカウル、リアカウルを
手直ししなければなりません、っていうかサイド以外全部ですね、、。
タンク形状とその近辺から

プラ板やパテを駆使して


シートレールもフラットにして、短く削った分
プラ板とパテで延長です。

シートもそれに合うように

シートのアンダーカウルは切れ込みを一回り大きくカットします。

問題なのは、フロントカウルです。スクリーンの形状も違っています。
そこで簡単な方法を思いつきました。
先ずスクリーンをフロントカウルに接着、型紙をとって
0.3/mmのプラ板で延長されたカウル部分をスクリーンの
上から接着(強引)

スクリーン部分にマスキングをし、光硬化パテをもります。

硬化完了後形を整えて

だめかなぁ~、、、、。
組んでみます、比較して、、、まぁいっか!早くも妥協です。


Step 6 (2007/07/17)
10日ぶりの更新です。この連休中で何とか形が見える
ところまで、、、と思いながら、、、そんな中
新潟で地震がしばらくテレビに釘付けでした。
心よりお見舞い申し上げます。
そんなこんなで思ったより進みませんでしたが
何とか形は見えそうです。
またまたチェーンアジャスターを抜きました。
06では汚かったので、今回はエッチングソーを入れてみます。

枠にそって慎重に両サイドをカットします
裏は0.3/mmのプラ板を貼って、このほうがきれいですね

タンクのジョイント方法が06と違ってますので、フレームに
ネジでジョイントできるようにプラ板でつくります。

タンク部分の擦り合わせもプラ板で積層して

サイドカウルの開口部分も全然違ってます。

プラ板でおおよそ合わせてパテを切った貼ったします。


次に06とは決定的に違うマフラー部分に取りかかります。
07は4-2-1になってますので、キットのマフラーを
利用して作る事にします。

3/mmのフレックスプラ棒でエキパイ部分を作りパテで
形を出しました、そしてマフラーのエンド部分の曲がりは
キットのマフラーを利用し、5/mmのプラパイプで作りましたが
少々細いようです。いろいろ考えてみましたが、キットに入っている
リアサスを止めるナットを回すプラパーツも利用して
ドッキング、それを目安に0.3/mmのプラ板を円筒状に巻いて
何とか形になりました。


マフラーエンドのリブはエバーグリーンからでている0.5/mmのプラ棒を
流し込みタイプのセメントで溶かしながら接着します。


おおよそパテで形がでたら、溶きパテを塗り乾燥後
段差を修正して出来上がりです。

スプロケにあるナット部分は全部ドレスピンにしてみました。

エアーバルブは07では曲がったものになっています。

これは前回もやってましたね。

さていよいよカラーリングです。
何とも悩ましいキャンディーなグリーンです。
色々塗装方法を考えましたが、何度かの失敗の結果
ブラック → シルバー → クリアーグリーン → クリアーイエロー
の順で塗ってみました。

ちょっと濃すぎたようです、、、、(泣)
また失敗、、、、、、、(T T)
もう一度やり直す事にします、、、(激泣)
シンナー風呂に浸からして、、、、、。
次の構想はブラック → シャインシルバー → クリアーグリン+クリアーイエロー
あらかじめクリアーグリンとクリアーイエローを混ぜて
「丁度いいグリーン」を調色する事にします。
そんな事にもめげず、車体を完成させましょう!
今回拘ったのは、スタンドの車輪です。
車輪のホイル部分を1/mmのバイスで開けてます。
たいした拘りじゃありませんね・・・・。




ことのほか手間取ってますが次回完成を目指します!!!
デカールも作らないといけません、大変だこりゃ~~~(爆)
Step 7 (2007/07/018)
昨日に引き続いての更新です!
「次回は完成を目指す」などと嘯いてましたが
どうしてもボディーカラーが気になって、朝ちょっと早起きをして
塗装してみました!!
まづは塗装を落とす為に、シンナー風呂へつけ込みます。
この作業できる事ならしたくありません。
臭いが強烈です、、、。(爆)

溶液はもう何度も使い回しているため、ドロドロ状態。
お風呂に入って皆さんこんな状態です。

サフェをかけて、ブラックを塗装、今回は下地にクレオスの
シャインシルバーをたっぷりめに(3回)塗装してみました。
写真では分かりずらいかもしれませんが、ギラギラです。

おおよそ乾いたところで、クリアーイエローとクリアーグリンを
約3 : 1くらいで混ぜ合わせて、資料を見ながら
何度か重ね塗り、完成!!

前回のはこっちです。違いが分かりますでしょうか?
写真じゃわかんねぇな~~~、でも自己満です!!!!!!

がんがんエアーブラシで吹いていたもので、
知らないうちに、部屋にスモッグ注意報が発令されました!
自作の塗装ブースに限界がきたかも、、、。
Step 8 (2007/07/29)
ここのところ仕事が立て込んでいて、すぐにも完成させるつもりが
ことのほか時間がかかってしまいました。
最後の詰めで気になっていたのですが、模型に触る事が出来ませんでした。
色を塗り替えて、カーボンデカールを貼ってます。

デカールもイラストレーターでデータをおこして
アルプスのプリンターで、、、いつもながら何度か失敗してしまいます。

使えるデカールはキットから流用して。。。。
それらは貼って、クリアーコート、研ぎだして完成!



祭りはこんな感じで、、、、、、、、、、。

棚の中では、、、、やたら緑が目についいてきました、、、。

そんなわけで、このコーナーも終了です。
次回は、いよいよモデラーズGPの為の準備に入る事にします。
製作記も同時にアップする予定です。
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